1.上肢の障害
1 肩甲帯から上腕
2 肘
3 前腕から手
2.交通事故SOS相談室
1 損害賠償額はいくらか
2 相談コーナー
3 むち打ち症
4 異議申し立て
5 過失割合
6 交通事故判例
7 上肢の障害
8 下肢の障害
9 脊柱の障害
10 耳・目の障害
11 関節可動域測定
12 MRI・筋電図
13 解決事例
14 通勤災害
15 労災保険の補償
16 脊髄損傷
17 高次脳機能障害
18 後遺障害等級表
19 部位別等級表
20 用語集
21 自賠責保険支払基準
22 自賠責険法
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1.上肢の障害
3.前腕から手
中手骨骨折
部位によっては、典型的な背側凸の転位パターンを呈します。本骨折に対しては屈曲転位が残存しても、外見上はともかく機能的に障害とならないので保存的治療が原則です。
MP関節の伸展位拘縮を防止するため、整復後はMP関節屈曲位での早期運動療法を行っています。固定期間は4週間ですが、症例によっては5〜6週固定することもあります。
中手骨頚部骨折では骨間筋の作用により、また骨幹部骨折では骨間筋、手指伸筋の作用によりそれぞれ背側凸の変形を呈します。
とくに第5中手骨頚部骨折をボクサー骨折といいます。
中手骨骨折の治療は中手骨頚部骨折で遠位骨片が強く掌屈している場合には、MP関節を最大屈曲位として基節骨を長軸方向に突き上げるように圧迫して、遠位骨片である骨頭を背側に突き上げて整復します。
また骨幹部骨折でもMP関節を屈曲させることで整復位は良好となります。
不安定型の場合整復後中手骨基部より鋼線を骨髄内に刺入することで骨折の安定性を確保します。変形治癒を起こし、他指との交叉変形を来たすと機能障害が生じます。
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