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1.MRIと筋電図

1.MRIについて

T1緩和(縦緩和、スピン−格子緩和)、T2緩和(横緩和、スピン−スピン緩和)

プロトンは磁石の性質をもっており、これをスピンというが、RFパルスの照射で励起されたスピンは、図3に示すごとく横方向に1点に集まっていた(位相が揃っていた)のが、緩和によってxy平面上で急速にバラバラにばらけてしまう。すなわち横方向のベクトルの大きさが急速に減少する。これをT2緩和(横緩和)という。

それと同時に下を向いていた、いくつかのスピンが上向きに戻り、縦方向のベクトルの大きさがゆっくりと回復していく。これがT1緩和(縦緩和)である。

T1緩和は、縦方向の磁化べクトル(縦磁化)が、時間とともに指数関数的に回復していく過程であり、T1値は元の値の63%(=1−1/e)に戻るまでの時間(時定数)と定義されている。

T2緩和は、横方向の磁化ベクトルが時間とともに指数関数的に減少していく過程である。T2値は信号の最大値(初期値)から、36.8%(1/e)に減衰するまでの時間(時定数)である。

T1像は、各部位のT1値を元に作成した画像である。自由水は高磁場でも低磁場でもT1値は変わらないが、高分子では、磁場強度の違いにより大きくT1値が変わる。一般に低磁場装置の方がT1値は短く、軟部組織の信号は高い。

同様にT2像は、各部位のT2値を元に作成した画像である。分子の動きの悪い固体ではT2は短く、自由水のように分子の動きが大きいとT2は長い。

なお、T1≧T2の関係がある。


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松井宝史

行政書士 松井 宝史
行政書士登録番号 第03190774号
愛知県行政書士会所属


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松井宝史
行政書士 松井 宝史