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1.MRIと筋電図

1.MRIについて

造影剤

・Gd(ガドリニウム)製剤
MRIの造影剤は、Gd(ガドリニウム)を主成分とするものがほとんどである。

Gdは不対電子を7個ももっており、種々の常磁性体イオンの中で最も強いT1短縮効果を示す。キレート化したものが投与される。

通常の静脈注射量は、患者体重1kgあたり0.1mmol(0.2ml)である。X線診断用のヨード造影剤に比し少なく、副作用も少ない。

中枢神経系には、血液・脳関門(blood brain barrier:BBB)があるが、腫瘍梗塞などの疾患では、これが破壊されるため病変に造影剤が浸透し、より病変が明瞭に抽出される。

・組織特異性のあるGd(ガドリニウム)製剤
多くは肝細胞に取り込まれ、胆道系へ排泄される。

前述の製剤と同じようにダイナミックMRIを施行し、血流評価ができるが、30〜60分後に撮像すると肝実質が造影される。

・酸化鉄粒子製剤
超常磁性酸化鉄コロイド製剤superparamagnetic iron oxide(SPIO)は最近臨床に使えるようになった造影剤である。静脈注射すると80%が肝臓の類洞(sinusoid)壁に存在するKupffer細胞に、残りは脾臓のマクロファージに貧食される。Kupffer細胞に取り込まれたSPIOは局所磁場を撹乱し、T2を短縮し信号強度を低下させる。

肝に発生する腫瘍の多くは、このKupffer細胞をもたないので、正常肝組織と異なりSPIOを取り込まない。このため腫瘍部分では、正常肝と異なり信号低下が起こらないので、腫瘍と肝のコントラストが上昇し、腫瘍が著明に診断しやすくなる。Ferucarbotran(商品名Resovisto)は従来のものに比し使いやすい製剤である。


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松井宝史

行政書士 松井 宝史
行政書士登録番号 第03190774号
愛知県行政書士会所属


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松井宝史
行政書士 松井 宝史